OpenSimulatorはコンピュータの中でサーバーとして稼働します。今回はインターネット上の他のサーバーと関わりながら動く”Hypergrid”という方式はとりません。話を簡単にするため、どことも接続することなく単体で動くスタンドアローンサーバーに限定してお話を進めます。ですからあなたの創った世界はあなたのコンピュータの中だけに存在します。
それではOpenSimulatorを動かすためには何が必要なのか?という本題に入ります。
最低次の二つのものを揃えれば動きます。
1.サーバー本体
2.worldを見るためのviewer
その他にMySQLというデータベースがあれば、より大きなデータを扱うことも、より処理を速くすることも可能になるのですが、ここでは最初から組み込まれているSQLiteというデータベースの簡易版だけを使って作業を進めます。SQLiteだけでどこまで作業が出来るのか私にとっても初の試みでわかりませんがOpenSimulatorとはどんなものなのか?という課題には応えられると思っています。
サーバー本体を手に入れる
下のOpenSimulatorのメインページからサーバーを入手します。
メインページ - OpenSimulator
Binaries Zip (0.9.1.0)をダウンロードしてください。
viewerをダウンロードする
今まで使ったviewerの中では”Firestorm viewer”がいいように思います。
1. Download Firestorm Viewer for Open Simulatorをクリックしてください。
2. 次のページでお使いの環境にあったアイコンをクリックします。ここでは前提がWindowsなので、このアイコンをクリックします。
3. コンピュータのシステムが64bitの場合は、ここをクリックしてください。32bitの場合は、その下になります。
次回は実際にOpenSimulatorを動かしてみます。
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