OpenSimulator: 花に立体感を加える “Normal Map” ~16日目~

Gimp

二次元の画像に立体感を加える方法にはBump mapping やNormal mappingなどがあります。

両者の違いは下記を参照ください。

Bump mapping

バンプマッピング - Wikipedia

Normal map

法線マッピング - Wikipedia

今回はNormal mappingについて書こうと思っていますが、グラフィックカードの有無などよるコンピュータ環境によっては難しい場合もあります。firestorm viewerを例にとりますと、”Preferences”→”Graphics”で確認することが出来ます。”Advanced Lighting Model”にチェックが入っていれば、Normal mappingは利用できますが、チェックが入っていなければ、難しいかもしれません。チェックは付けられますが、大きな負荷がかかってスムーズにOpenSimulatorが動かなくなる可能性があります。

firestorm viewerはグラフィックカードを検知し、自動で”Advanced Lighting Model“にチェックを付けます。これが問題なくNormal mappingが出来るか出来ないかの目安となります。

Normal mappingの手順
1.Normal mappingを適用したい画像をGimpで開きます。
2.”Colors”→”Desaturate”→”Desaturate”で画像をグレースケールに変換します。(Normal mappingにグレースケール以外の色はいりません。)
3.”Colors”→”Brightness-Constrast”で階調をはっきりさせるように加工します。
4.”Filter”→”Map”→”Normalmap”と進みます。
5.Normalmapのウィンドウが開いたら、”3D Preview”をクリックします。
6.3D Previewウィンドウで”Filter”や”Scale”などを調節します。
7.調節が終わったら、”OK”をクリックし、Normal mappingのイメージを”Export As”で保存します。
8.OpenSimulatorのワールドに入り、Normal mappingのイメージをアップロードします。
9.mappingしたい画像を右クリックし、edit画面に入ります。
10.”Texture”タブをクリックし、”Bumpiness”にチェックを付けます。
11.画像ボックス(バッテンしてあるところ)をクリックし、アップロードしたイメージを選びOKをクリックします。
12.Normal mappingが適用された画像が表示されます。

 

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